中小企業診断士2次試験オンラインサロン:問題サンプル

https://lounge.dmm.com/detail/4214/ 用のサンプル問題です。

サンプル問題:編集 事例Ⅰ メリデメ 多角化

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【問】 難易度 ★★★★☆ (難しい)(配点20点)

 

一般家庭向け医療品を中心に事業展開してきた医療品メーカーであるA社が、近年、医家向け医療品分野での事業強化に積極的に取り組んでいるのはなぜか、多角化の視点から、100字以内で述べよ。 Ⅰ-H23-1/2

 

 

 

 

※目標処理時間 15分

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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【解答例】

理由は、一般家庭向け医療品への依存度を下げ事業リスクを分散するため。医家向け医療品分野の需要を新たに取り込み収益性を高めるため。双方の事業を掛け合わせ、シナジーを生み出し競争力を高めるため。

 



【採点基準】

一般家庭向け医療品への依存度を下げる 2点

事業リスクを分散する 4点

医家向け医療品分野の需要を新たに取り込む 2点

収益性(売上)を高める 4点

シナジーを生み出す 4点

競争力を高める(競争優位性を構築) 4点

 

 

【セオリー】

本問は、多角化を採用する動機、すなわち多角化のメリットを問うている。

 

多角化は、類型が多数あるため診断士試験で特に問われるメリットのみに絞り込んで学習することが望ましい。

 

以下の項目はぜひおさえていただきたい。

 

メリット

①事業リスクを分散できる

➁新たな需要を取り込み、収益を上げられる。

③双方の事業を掛け合わせ、シナジーを創出できる。

④未利用・遊休資産の活用