中小企業診断士2次試験オンラインサロン:問題サンプル

https://lounge.dmm.com/detail/4214/ 用のサンプル問題です。

基礎トレーニング 編集 Ⅲ-R1-3

f:id:eguchimiyoshihi6ki:20211128211730j:plain

 

【問】 難易度 ★☆☆☆☆ (かんたん)(配点10点)

以下の設問について、以降に挙げるキーワードを繋ぎ解答を編集せよ。

 

【設問】
C 社社長の新工場計画についての方針に基づいて、生産性を高める量産加工のための新工場の在り方について100字以内で述べよ。

 

【キーワード】
作業標準化
作業方法の教育
加工品質維持
工程計画作成
作業設計
レイアウト設計
設備選定
一人当たり生産性を高める
省人化
人材採用難に対応

 

 

※目標処理時間 5分

 

f:id:eguchimiyoshihi6ki:20211215202446p:plain

採点基準】

指定されたキーワードが全て含まれている。 5点
〇〇は、△△を行い、□□を達成する。という因果を意識した文章として読み取れる。 3点
省人化を進め、人材採用難に対応する。という期待効果で解答全体の要素を締めくくっている。 2点

 

【解答例】

在り方は、作業標準化作業方法の教育を進め、加工品質を維持する。工程計画の作成、最適な作業設計レイアウト設計設備の選定を進め、一人当たり生産性を高める。以上により、省人化を進め、人材採用難に対応する。

基礎トレーニング 編集 Ⅱ-R1-3/1

f:id:eguchimiyoshihi6ki:20211128211730j:plain

 

【問】 難易度 ★★☆☆☆ (ふつう)(配点10点)

以下の設問について、以降に挙げるキーワードを繋ぎ解答を編集せよ。

 

【設問】B 社社長は 2019 年 11 月以降に顧客数が大幅に減少することを予想し、減少するであろう顧客分を補うため、協業を通じた新規顧客のトライアルが必要であると考えている。どのような協業相手と組んで、どのような顧客層を獲得すべきか。理由と併せて 100 字以内で助言せよ。 

 

キーワード
Yさんが勤務していた貸衣装チェーン店
高級住宅地
10代の子を持つ40代女性
Yさんの勤務経験
親子での来店
予約会を通じて見込み客に到達


※目標処理時間 5分

 

 

f:id:eguchimiyoshihi6ki:20211215202446p:plain




【採点基準】

指定されたキーワードが全て含まれている。 5点
誰に、何を、どのように、効果の切り口で解答キーワードが認識できる。 3点
協業先、ターゲット、理由が明示されている。 2点

 

【解答例】

B社は、Yさんが勤務していた貸衣装チェーン店と協業し、高級住宅地に住む、10代の子を持つ40代女性を獲得する。理由は、Yさんの勤務経験が活かせ、親子での来店も期待でき、予約会を通じて見込み客に到達できるため。

 

 

 

サンプル問題:編集 事例Ⅰ メリデメ 多角化

f:id:eguchimiyoshihi6ki:20211215202423p:plain

 

 

 

 

【問】 難易度 ★★★★☆ (難しい)(配点20点)

 

一般家庭向け医療品を中心に事業展開してきた医療品メーカーであるA社が、近年、医家向け医療品分野での事業強化に積極的に取り組んでいるのはなぜか、多角化の視点から、100字以内で述べよ。 Ⅰ-H23-1/2

 

 

 

 

※目標処理時間 15分

 

 

 

 

 

 

 

 

 

f:id:eguchimiyoshihi6ki:20211215202446p:plain

 

 

 

 

 

 

 

【解答例】

理由は、一般家庭向け医療品への依存度を下げ事業リスクを分散するため。医家向け医療品分野の需要を新たに取り込み収益性を高めるため。双方の事業を掛け合わせ、シナジーを生み出し競争力を高めるため。

 



【採点基準】

一般家庭向け医療品への依存度を下げる 2点

事業リスクを分散する 4点

医家向け医療品分野の需要を新たに取り込む 2点

収益性(売上)を高める 4点

シナジーを生み出す 4点

競争力を高める(競争優位性を構築) 4点

 

 

【セオリー】

本問は、多角化を採用する動機、すなわち多角化のメリットを問うている。

 

多角化は、類型が多数あるため診断士試験で特に問われるメリットのみに絞り込んで学習することが望ましい。

 

以下の項目はぜひおさえていただきたい。

 

メリット

①事業リスクを分散できる

➁新たな需要を取り込み、収益を上げられる。

③双方の事業を掛け合わせ、シナジーを創出できる。

④未利用・遊休資産の活用